ふるさとは、桜町1丁目
母が亡くなって、
いろんな手続きをしていた時
生まれてから18歳まで暮らした
街の市役所に行くことになりました。
小春日和の一日でした。
駅からわざと遠回りして小学校の
前を通って、交差点・横断歩道。
どれ一つとっても 懐かしい。
市役所に着く頃には、
用事が終わったらもう少し先にある
30数年前まで住んでいた町に行って
みようと、心に決めていました。
幹線道路を離れ、切戸川沿いに
今は立派な桜並木になった道を
川上に向かって歩いていきます。
川の流れは昔のまま、
護岸工事もされてなく、
ちょっとしたものが懐かしく胸キュンです。
歩いているうちに
ここでは、家族が皆、昔と同じ様に
生き生きと息づいている。
確かに暮らしが続いている。
(様なきがする)
と感じました。
今 実家がある町では、
私は、1年半暮らしただけ。
両親が暮らし、病み、亡くなり、
時間が止まってしまっています。
でもこの町では、生き生きとした
時間が記憶の中で続いています。
そうだ!私の古里はここなんだ。
と強く思ったのです。
いつか、ゆっくり歩いてみたいと
思っていたけど、
ちょっとした書類の不備と、
冬の暖かい一日と、
どこまで歩いても疲れない
靴のおかげで自分のルーツの
再認識ができました。
そしてこの古里は、
桜の名所となっていて
町名も「桜町1丁目」と変わって
いました。
よかったね。
いい名前をつけてもらったんだね。
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